“Refine” the earth
日本リファインは、有機溶剤の再資源化事業を通じて
環境への負荷が少なくサステイナブル（持続可能）な資源循環型社会の実現に貢献します。

日本リファインでは、蒸留を中心とした分離技術を駆使し、
使用済み有機溶剤の再資源化に取り組んでおり、限りある資源の循環サイクルを構築しています。
また、有機溶剤の新たな可能性を模索しており、新たな機能をもったものや、
サステイナブルな社会を実現するため重要となる地上資源由来の有機溶剤普及にもチャレンジしています。

■純度99.9%以上の再生品を精製・循環させる日本リファインのアップサイクルシステム
日本リファインは純度99.9%以上の再生品を精製できる技術力を誇ります。
且つ、資源として利用し循環させるアップサイクルシステムを実現しています。
他社では実現できないこの技術を基に、お客さまのご要望・ご指定に合わせた純度で
再生品の精製、再利用が可能です。

■最適なプロセスの構築
長年の蒸留精製の実績と、実液による開発試験、
自社開発のシミュレーターも活用して最適なプロセスを構築します。

■精度の高い分離技術
通常の蒸留では分離困難となる共沸を形成する廃液についても、
共沸蒸留、抽出蒸留などの特殊蒸留技術を組み合わせて分離を実現します。
半導体、電子材料向け溶媒など厳しい金属イオン規格にも対応可能です。

■安心できる受託体制
最先端の分析機器と分析技術による万全な品質管理体制に加え、
各種熱量計による熱挙動およびガス発生挙動を把握し、安全な運転管理を実現します。
BCP対応として国内３工場にて月間4千トン以上の生産体制を整えております。

■安全への取り組み
当社では、蒸留精製のプロセス開発段階からリサイクル品の出荷に至るまで、
新型の分析機器ARCを始めとした各種 分析装置を用い、安全に関する厳しいチェックを行っています。
また、安全性向上を目的とした設備の仕様変更、現場作業者への安全教育の徹底など、
更なる安全強化に取り組んでいます。

■品質への取り組み
高純度溶剤中の含有金属をppt単位で品質管理。
千葉・輪之内工場内にあるクリーンルームでは、
高純度溶剤の金属分析において、ppt単位の分析をしております。

外部からの影響を最小限に抑えるためにエアーシャワーによる区画管理を行い、
クリーンルームはクリーン度・クラス10,000、
分析装置はクリーンブース内に置きクラス100の環境にしております。

ppt単位の測定は熟練した測定技術を習得した分析者が行い、
測定技術を維持するための確認を定期的に実施しています。