産業廃棄物のカセットコンロ・ガスボンベの捨て方とは?5つの注意点を解説
お役立ちコラム
2023/07/03
アウトドアや防災備蓄としても使用場面が多いカセットコンロのガスボンベですが、廃棄する際には注意が必要です。
保管方法や廃棄の仕方、発生するリスクについて正しい知識を持ち、適正処理を実施していきましょう。
今回は、ガスボンベの捨て方について、5つの注意点を解説していきます。
カセットコンロ・ガスボンベは厄介な産業廃棄物
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ガスボンベは圧力容器であり、爆発や火災の恐れがあるため、危険物として取り扱われます。
専門業者でない限り、産業廃棄物処理業者であっても、ガスボンベの中身が抜けていることが明確でない以上は引き取りをすることができません。
カセットコンロ・ガスボンベの使用期限は「約7年」
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ガスボンベには使用期限が設定されています。
メーカーが推奨している期間が約7年となり、7年以上になると、ガスボンベの劣化によりガス漏れなどのリスクが高くなります。
製造年月日はガスボンベの底などに印字されているケースが多いので確認してみましょう。
所有しているガスボンベが古くなったり、錆が発生してしまったりした場合は中身のガスを抜き切って廃棄するようにしましょう。
産業廃棄物の中でカセットコンロ・ガスボンベの分類は?
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産業廃棄物としてのガスボンベの種類は「金属くず」となります。
ガスボンベは圧力容器であるため、処理の過程で爆発や火災のリスクが伴います。
そのため、ガスボンベの場合、金属くずの許可を持っている処分業者であっても処分できないケースが多いです。
処分業者に廃棄を依頼する際は、中身のガスを抜き切って、爆発や火災の恐れがない状態にして引き渡すようにしましょう。
カセットコンロ・ガスボンベの安全な捨て方
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古くなったり、錆が発生して捨てることになったガスボンベは正しい手順で処理を行いましょう。
ガスが残った状態での廃棄は事故の原因となるので十分に注意が必要です。
ケース1:中身を使い切っている場合
中身を使い切っている場合は、ガスボンベに穴を開けて、その他の廃棄物と分けて処理業者に引き渡しましょう。
穴を開ける理由は、処理業者が目視で「中身がなく、圧力がかかっていない状態」であることを確認するためです。
ケース2:中身ありの場合
廃棄処理に出す場合、ガスボンベの中身を空にする必要があります。
風通しの良い屋外で、周囲に火気がないことを確認し、中身の抜き取り作業の環境を整えます。
ガスは空気より重たい場合があるので、ベランダなどの周囲が囲まれた場所はガスが溜まりやすくなり危険です。
ガスボンベや一般的なスプレー缶等はキャップを取り、先端を下向きにして、コンクリートなどの硬い場所に押し付けると中身を出すことができます。
ガスを出し切ったらボンベを振って、中身が完全に抜き切れているか確認してください。
(シャカシャカと音がしなければガスが抜けた状態です。)
ガスを抜き切ったら、ボンベに穴を開け、その他の廃棄物と分けて、処理業者に引き渡しましょう。
ガスが入った状態で穴を開けると、ガスの噴出を途中で止めることができなくなるため危険です。
抜き切ったことを確認し、最後に穴を開けるようにしましょう。
カセットコンロ・ガスボンベを捨てる際の「5つの注意点」
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ガスボンベは取り扱いを誤ると爆発や発火の恐れがあります。
適正に処理するためには、廃棄するまでの保管方法や処理業者への引き渡し方が非常に重要となります。
ここではガスボンベを廃棄する際の注意点について解説します。
注意点1:中身の有無を確認する
ガスボンベを処理するために最初に行うことは中身が入っているかどうかの確認です。
中身が入っている場合はボンベを振り「シャカシャカ」と音がならなくなるまで抜き取り作業を行いましょう。
注意点2:劣化する前に早めに処分計画を立てる
ガスボンベの使用期間の目安は約7年です。
ガスボンベの劣化によりガス漏れなどのリスクが高くなるため、早めの処分計画を立てましょう。
製造年月日はガスボンベの底などに印字されているケースが多いので確認してみましょう。
注意点3:その他の廃棄物と分けて保管する
ガスボンベがその他の廃棄物に混入した状態で処理業者に引き渡しがされないように、その他の廃棄物と分けて保管するようにしましょう。
注意点4:ガスボンベに穴を開ける
処理業者が目視で「中身がなく、圧力がかかっていない状態」であることがわかるように、中身を抜き切った後、ガスボンベに穴を開けましょう。
注意点5:長期間放置している場合は専門業者に依頼する
長期間放置したため、腐食や錆等の著しい劣化がある場合は、爆発等の恐れがあるため、メーカーや専門の処理業者に処理を依頼しましょう。
無理に中身を抜き取ろうとしたり、穴を開けたりする行為は危険なので絶対にやめましょう。
中身の使い切っていないカセットコンロ・ガスボンベは特に注意が必要
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圧力がかかった状態のガスボンベの危険性について解説してきました。
特に中身の使い切っていないガスボンベの取り扱いには注意が必要で、処理する手順を誤ると大きな事故につながりかねません。
正しい知識と手順で適正処理を実施していきましょう。
「てきせつ」では、処理困難物や危険物の適正処理におけるポイントを分かりやすく発信しています。
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