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石膏ボードとは?正しく廃棄する「3つの注意点」をわかりやすく解説

お役立ちコラム

2023/08/01

石膏ボードは低価格で、かつ扱いやすい建築資材として、多くの場所で利用されてきました。

 

遮音性の高さから住宅の壁に使用されることが多く、最近ではDIYの素材としても人気を集めています。

 

しかし、不要になった石膏ボードを適切に処理しないと、有害物質が発生する可能性があることに注意が必要です。

 

今回は、石膏ボードを廃棄する際の「3つの注意点」についてわかりやすく解説していきます。

石膏ボードとは 

 

石膏ボードの歴史は長く、始まりは大正時代まで遡ります。

 

石膏を小石灰や粘着素材と合わせて板状にし、主に建築資材として使われてきました。

 

石膏ボードは安価で工事がしやすい性質を持つことから壁や仕切りに使用されることが多いですが、最近ではDIYに活用されるなど、幅広く我々の生活に浸透しています。

石膏ボードを利用する「3つのメリット」

 

企業だけでなく一般家庭にも普及してきた石膏ボードですが、多くのシーンで活用されている「3つのメリット」を紹介します。

メリット1:安価

最大のメリットは何といっても価格の安さが挙げられます。

 

建築資材の中でも特に価格が安いため、コンクリートや木材と比較して建築コストを大きく削減できます。

 

そのため、業務用としてはもちろんのこと、一般家庭においても、DIY用として強い人気があります。

メリット2:遮音性

遮音性に優れているのも石膏ボードの特徴です。

 

オフィスや家のほとんどの壁に使われており、複数枚重ねたり、遮音性の高い素材と組み合わせたりすることにより、レコーディングルームのような防音室の機能を持たせることも可能です。

メリット3:防火性

防火性に優れている点も大きな魅力と言えます。

 

石膏ボードはもともと多くの水分を含んでおり、高音になると水蒸気となり火の広がりを抑えてくれる効果があります。

石膏ボードを利用する「3つのデメリット」

 

石膏ボードのメリットだけでなく、デメリットについても知っておきましょう。

 

ここでは石膏ボードが持つ「3つのデメリット」を紹介します。

デメリット1:点に対しての耐久性が弱い

石膏ボードは細かい石膏の粒が固まってできているため、木材などの建築資材と比較すると脆いという点がデメリットとして挙げられます。

 

全体にかかる負荷には強いのですが、釘やネジなどの打ち込みに対しては弱く、何かを固定するのは難しくなります。

デメリット2:有害物質を発生させる可能性がある

石膏ボードは水に濡れることにより、化学反応を起こし、硫化水素を発生させる恐れがあります。

 

工事中に発生した石膏ボードを屋外に保管し、雨に濡れて硫化水素が発生してしまうというケースがあります。

 

一般家庭においても例外ではなく、DIYで使用して余った石膏ボードを庭などに保管し、雨に濡れてしまったというケースも多くあります。

デメリット3:一般ごみとして処分できない

石膏ボードは一般廃棄物として捨てることができず、産業廃棄物として適正に処理しなければなりません。

 

一般家庭においては、自治体により定期的に回収してもらっている一般ごみとして捨てられないのはコスト的なデメリットと言えるでしょう。

石膏ボードを廃棄する際に注意すべき「3つのポイント」

 

便利でもあり、デメリットもある石膏ボードですが、実際に捨てる際にはどのような点に注意しなければならないのでしょうか。

 

ここでは石膏ボードを廃棄する際に、特に注意しなければならない「3つのポイント」を紹介いたします。

ポイント1:産業廃棄物として処分する

石膏ボードは雨に濡れたり、埋め立てたりした際に、人体に有害な硫化水素を発生させる恐れがあります。

 

そのため、一般ごみとしては処理できず、産業廃棄物の「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」として処理する必要があります。

ポイント2:雨水など、水で濡らしてはいけない

産業廃棄物処理業者でも、石膏ボードが水濡れしていた場合、引き取りができない場合も多いです。

 

積み込みや運搬中、処理作業中に硫化水素の発生による事故のリスクをなくすため、処理業者も慎重にならざるを得ないのです。

 

事前に処理業者に相談し、引き渡しが可能な条件を確認するようにしましょう。

ポイント3:状態により処分費が変動する

石膏ボードは、廃棄する際の状態によりリサイクルのしやすさが変わるため、処分費が変動します。

 

建設工事で出た新品の石膏ボードの端材や、水に濡れておらず不純物がついていないものはリサイクルがしやすく、処分費も抑えられます。

 

反対に、石膏ボードとは別の素材が付着していたり、水に濡れていたり、その他の廃棄物と混ざった状態になっているようなものは、リサイクルがしにくく、処分費が上がる可能性が高くなります。

正しい知識で適切に石膏ボードを処理しましょう!

 

我々の生活においても身近で、多くの恩恵を受けている石膏ボードですが、廃棄の際には注意が必要です。

 

特に、雨濡れによる硫化水素の吸引は、吸引する量によっては死に至る場合もあります。

 

事故は正しい知識を持つことで未然に防ぐことができます。

 

「てきせつ」では、廃棄する際の注意点や事故リスクについての情報を分かりやすく発信しています。

 

その他にも、「この廃棄物はどのように処理したらいいんだろう」といった疑問や困りごとにもお応えしております。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

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