会社のパソコンを廃棄する際の「3つの注意点」〜データを完全に消去して情報漏洩を防ぐために〜
お役立ちコラム
2023/09/01
パソコンを廃棄する際、最も注意しなければならないことは情報漏洩です。
ほとんどの方がデータ消去作業を実施していますが、本当にデータは消去されているのでしょうか。
間違ったデータ消去作業は個人情報の流出を引き起こし、大きな損害を被る可能性があります。
会社のパソコンとなればなおさらです。
今回は、データ消去の観点からパソコンを廃棄するうえで注意しなければならない3つのポイントをわかりやすく解説していきます。
一般的な消去と完全消去
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一般的な消去と完全消去の違いは「データが復元できるかどうか」です。
完全消去は、その名の通りデータが復元できない消去方法です。
ここで注意しなければならないのは、「一般的な消去を完全消去と認識し、データが復元できる状態で廃棄してしまう」ということです。
消去方法はいくつかありますが、容易にデータを復元することができることも多いので注意が必要です。
どのような消去方法が完全消去であるのかを理解して、データ管理を行っていきましょう。
データ消去作業に潜むリスク
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最も大きなリスクはデータが完全に消えたと思い、廃棄や売却、返却をしてしまうことです。
ここではよくある一般的な消去方法を紹介します。
一般的な消去1:削除(deleteキー)
デスクトップに散乱したファイルをdeleteキーで削除しても、ごみ箱の中にファイルは存在します。
つまり、フォルダを移動したようなものなので消去にはなっていません。
一般的な消去2:ごみ箱を空にする
ごみ箱に入ったファイルに対して「ごみ箱を空にする」を選択すると、ファイルは表示されなくなります。
ですが、実際のデータはHDDに残っている状態であるため、容易に復元できます。
一般的な消去3:初期化(出荷状態に戻す)
データ消去作業として「初期化」を行えば安全と思われがちですが、実はこの場合もデータは消去されず残り続けるため、情報漏洩のリスクがあります。
会社のパソコンを廃棄する際の「3つの注意点」
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会社のデータを守り、情報漏洩を防ぐにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。
注意点1:適切な処分業者を選ぶ
産業廃棄物処分業の許可を持っていることはもちろんのこと、データ消去作業の実績があるのか、優良認定を取得しているかといったことを確認し、信用できる処分業者を選びましょう。
注意点2:依頼する業者の処分方法を知る
処分業者が自社でデータ消去作業を行うのか、他者に委託するのかによっても情報の漏洩リスクは変わってきます。
また現地でデータ消去作業を行うのか、持ち帰ってから行うのかも重要です。
物理的移動が発生するとその分、情報漏洩のリスクは高くなります。
委託する処理業者がどのような方法で処分やデータ消去作業を行うのかを必ず確認しましょう。
注意点3:データ消去証明書を受け取る
データの消去作業を依頼したら必ずデータ消去証明書を発行してもらいましょう。
データは目に見えないため、証明書という形でエビデンスを残す必要があります。
証明書の内容にデータ消去の作業内容も明記してもらうと良いでしょう。
ハードディスク(HDD)のデータを消去する「3つの方法」
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ハードディスクの「3つの確実なデータ消去方法」を紹介します。
方法1:ソフトウェアによる消去
データ消去ソフトを使用して、既存のハードディスク全体にデータを上書きすることで、データは完全に消去されます。
ハードディスクを破損させるわけではないので、データ消去後、中古品として売却したり、譲ったりすることができます。
ただし、消去作業に時間がかかる上に、故障しているHDDには使用できません。
方法2:磁気による消去
ハードディスクは磁気を使ってデータを記録しています。
ハードディスクは強い磁気を当てることにより、記録機能を失うため、データを完全に消去可能です。
データの消去作業時間が短く、故障しているハードディスクでも対応できます。
ただし、ハードディスクとしての機能は失うため、二度と使えなくなります。
方法3:穴あけや破砕による物理的破壊による消去
物理的に破壊されているので、目に見える形でデータ消去を確認できます。
作業時間も早く、故障しているHDDにも有効であるため最も手軽にデータを破壊できます。
ただし、ハードディスクの穴あけの場合、破損していないディスク部分から特殊な方法でデータが復元できてしまうリスクがあります。
磁気によるデータ破壊などと組み合わせて利用しましょう。
完全にデータ消去を行い、企業や個人情報を漏洩リスクから守ろう!
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表面上はデータが消去できたように見える作業も、実は復元が可能であることも多々あります。
データは完全消去を行い、企業や個人情報をしっかりと守っていきましょう。
「てきせつ」では、廃棄物だけでなく、データの取り扱いに関するヒントもわかりやすく発信しています。
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