太陽光パネル処理の新しい選択肢!「リユース」についてわかりやすく解説
お役立ちコラム
2023/09/01
太陽光パネルは一般家庭にも広く普及している最も身近な自然エネルギーと言えるでしょう。
しかし、廃棄という一面においては、まだまだ課題が多いのも事実です。
太陽光パネルは、構成している物質や製品の性質上、非常にリサイクルが難しい廃棄物です。
今回は、今後多くの排出が見込まれる太陽光パネルのリユースについてわかりやすく解説していきます。
太陽光パネルの廃棄問題とは
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太陽光パネルは、ガラスとモジュール部分が接着されており、素材毎に分別してリサイクルすることが非常に難しい処理困難物です。
リサイクルの難しさゆえに、現状、まだまだ埋立処分が主流となっています。
しかし、埋立地には上限があり、製品として発生し続けるであろう太陽光パネルの廃棄方法が埋立であることは非常に大きな課題です。
埋立地の限界を迎える前に、新たなリサイクル方法の確立や発生抑制が急務となっています。
数年後に訪れる太陽光パネルの大量廃棄
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太陽光パネルの寿命は一般的に20~30年と言われており、大きく市場に登場した時期から計算すると、2030年代に廃棄量のピークを迎えると見られています。
環境省の発表によると、廃棄量のピーク時には年間50~80万トンの太陽光パネルが排出されると見込まれています。
埋立処分場の残余量から見ても、埋め立て処分場に回される量を抑制しなければなりません。
「リユースする」という新たな選択肢
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太陽光パネルの廃棄問題の解決策として、資源としてのリサイクルだけでなく、もう一度製品として使用する「リユース」という選択肢があります。
太陽光パネルは、割れと回路のショートがない限りは、発電を続けます。
発電効率が向上した新品と比べると能力の差は出ますが、十分使用できるレベルのものも多く存在します。
リユース品として売却すると、廃棄の場合と比べて、処理委託契約や処分費といったコストがなくなり、さらに売却益も得られるため、トータルのコストを大幅に削減可能です。
また、発生する廃棄物量も削減できるため、企業の価値も上がると言えるでしょう。
リユースの目安となる「3つの条件」
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具体的にどのような条件であればリユースできるのでしょうか。
ここではリユース品として売却しやすい条件をご紹介します。
条件1:年式10年以内
年式10年以内を一つの目安として確認してください。
当然、年式が新しい方が売却できる可能性が高くなりますが、年式だけで判断されるわけではありません。
実際に年式が古くてもリユースとして売却できたというケースも多くあります。
条件2:まとまった枚数がある
現状、ユーザーが直接リユース品を購入する環境がそこまで整っておらず、ユーザーへの販売チャネルを持つ商社や小売業者へ売却するといったやり方が主流です。
そのため、2~3枚での売却というよりは、数十枚〜数百枚単位でまとまっている方が、リユースとして売却しやすくなります。
また、異なる型式や年式よりも、同じ型式や年式の方が売却できる可能性は高くなります。
条件3:ヒビや割れなどの破損がない
再使用が目的であるため、製品として機能する必要があります。
そのため、太陽光パネルにヒビや割れが入っていたり、回路がショートしていたりする場合は売却できません。
太陽光パネルが廃棄される「3つのケース」
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リユースとして購入する業者は廃棄される背景を確認します。
新品の製品とは違い、リユース品は同じ型式や年式であっても環境や使用状況によって品質が異なるためです。
廃棄される背景を知ることにより、太陽光パネル本体にダメージがあるのかどうかをある程度予測できます。
太陽光パネルが廃棄されるケースは大きく3つに分けられます。
ケース1:パネルを設置している建物や架台の劣化
太陽光パネルではなく、付帯している設備や設置している建物が寿命を迎えて撤去するケースです。
パネル本体に外傷がなければ売却できる可能性があります。
ケース2:発電事業からの撤退
発電事業からの撤退に伴い廃棄されるケースです。
まとまった枚数があるのと、状態として良品である場合が多く、リユース品として売却できる可能性が高くなります。
ケース3:自然災害などによるパネル本体の破損
積雪や地震などの自然災害による太陽光パネル本体の破損により廃棄されるケースです。
パネルの多くは損傷しているためリユース品としての活用は難しくなります。
リユースによりトータルの廃棄コストを大幅に削減しましょう!
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リユースの可能性がある条件を知ることで、大幅なコスト削減につながります。
産業廃棄物としての処理だけでなく、リユースという新しい選択をしてみてはいかがでしょうか。
「てきせつ」では、産業廃棄物の処理だけでなく、リユースといった新しい選択肢も発信しています。
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