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感染性廃棄物の「バイオハザードマーク」とは?意味や分類をわかりやすく解説

お役立ちコラム

2023/09/30

医療に携わる方であれば「感染性廃棄物」や「バイオハザードマーク」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

 

バイオハザードマークは、感染性廃棄物の種類などを表すマークで、しっかりと意味を理解することで、廃棄物からの感染リスクを抑えることができます。

 

今回は、感染性廃棄物とバイオハザードマークの意味や分類についてわかりやすく解説していきます。

感染性廃棄物とは?非感染性廃棄物や医療廃棄物との違い

 

一口に感染性廃棄物と言っても、具体的にどのようなものが対象となるのかイメージが持てない方も多いでしょう。

 

また、似たような言葉で医療廃棄物という言葉もあり、それぞれが何を指しているのかをしっかりと理解しておくことが重要です。

 

ここではそれぞれの意味や定義について見ていきましょう。

分類1:感染性廃棄物

感染性廃棄物とは、医療関係機関などから発生し、人が感染したり、または感染するおそれのある病原体が含まれていたり、付着している廃棄物を指します。

 

医療関係機関とは、病院、診療所、介護老人施設、助産所、動物病院、国や大学の研究機関などが該当します。

分類2:非感染性廃棄物

非感染性廃棄物とは、感染性廃棄物以外の廃棄物のことです。

 

通常の産業廃棄物と同様、適正に処理しなければなりません。

分類3:医療廃棄物

「医療廃棄物」という言葉自体は法律で定められた言葉ではありませんが、意味としては、病院や診療所などで医療行為に使用された廃棄物全体を指します。

 

つまり、医療廃棄物の中に感染性廃棄物と非感染性廃棄物があるということです。

バイオハザードマークとは? 

 

バイオハザードマークは全国共通の記号で、対象物が感染性廃棄物であることを示し、記号の色により、おおまかな内容物や性状がわかります。

 

バイオハザードマークを付けること自体は義務ではありませんが、感染性廃棄物の内容把握と感染リスクの低減のために、対象廃棄物に添付することが推奨されています。

バイオハザードマークの色は3種類

 

バイオハザードのマークには3種類の色があり、それぞれに該当する廃棄物の内容や性状が定められています。

種類1:赤色バイオハザードマーク

赤色バイオハザードマークは、液体状または泥状の感染性廃棄物が該当し、具体的には血液や体液、血清などです。

 

保管容器としてはプラスチック容器を使用します。

種類2:オレンジ色バイオハザードマーク

オレンジ色バイオハザードマークは、血液や汚染物が付着した固形物が該当し、具体的にはガーゼやオムツ、検尿用のコップなどです。

 

二重にしたビニール袋で保管します。

種類3:黄色バイオハザードマーク

黄色バイオハザードマークは、血液や感染物が付着した鋭利なものが該当し、具体的には注射器やメス、割れたガラスの破片などです。

 

保管容器としてはプラスチック容器を使用します。

感染性廃棄物の保管に関する3つのルール 

 

感染性廃棄物は感染リスクを孕んでいる廃棄物です。

 

正しい知識を持って対策を講じないと思わぬ被害が発生します。

 

ここでは感染性廃棄物の保管におけるルールと注意点について見ていきましょう。

ルール1:関係者以外が接触しない環境づくり

関係者以外は、感染性廃棄物に対しての危険性を正しく理解していない場合がほとんどです。

 

そのため、誰でも触れられる場所に保管するのではなく、係者以外が立ち入ることができない保管場所を設けるといった対策を講じましょう。

 

また、誤った処理を防ぐためにも非感染性廃棄物とは別に保管場所を設ける必要があります。

ルール2:感染性廃棄物だと一目でわかる工夫

感染性廃棄物はプラスチック容器やビニール袋に入れることが多いですが、一目で感染性廃棄物とわかるように工夫する必要があります。

 

バイオハザードマークを添付したり、取扱事項や注意点などを明記するようにしましょう。

ルール3:保管期間は出来るだけ短くする

感染性廃棄物は保管期間が長ければ長いほど、感染リスクが高くなるので、できるだけ保管期間は短くする必要があります。

 

長期で保管しなければならない場合は機密性の高い容器に保存したり、腐敗しないように冷凍保存をするといった対策が必要です。

バイオハザードマークを理解して感染性廃棄物を適切に処理しましょう

 

感染性廃棄物について、排出事業者は内容をよく理解していても、処理業者は外見からしか判断ができません。

 

正しい情報をきちんと伝えるためにも、バイオハザードマークの活用や感染性廃棄物についての理解を深め、適切な処理につなげていきましょう。

 

「てきせつ」では医療系の廃棄物についても、感染リスクといった注意点についてわかりやすく解説しています。

 

その他にも、業界別の廃棄物について発信しています。

 

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