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産業廃棄物を保管する「バッカン」とは?種類やサイズ、3つの注意点をわかりやすく解説

お役立ちコラム

2023/09/30

廃棄物の処理は保管の段階で、その後の処理のしやすさが大きく変わってきます。

 

建設現場や製造工場など一定量以上の廃棄物が排出するような現場では、効率的な廃棄物の管理が求められます。

 

実際の現場において、処理計画通り進まなかったという廃棄物担当者の方も多いのではないでしょうか。

 

決められたスペースの中で、適切な分別と廃棄物の漏洩防止に役立つのが「バッカン」です。

 

今回は、廃棄物を保管する「バッカン」について、種類やサイズ、使用する際の注意点についてわかりやすく解説していきます。

産業廃棄物を保管する「バッカン」とは?

 

バッカンとは、廃棄物を保管するための金属製の容器のことです。

 

上部が開口しており、基本的には上から廃棄物を投入します。

 

様々なサイズがあり、現場や工場などで廃棄物の保管用として使用されることが多いです。

 

「コンテナ」とも呼ばれ、車両に着脱できる大型のものもあり、廃棄物を運搬する上でかかせないアイテムとなっています。

バッカンの種類

 

2m3、4m3、8m3のサイズのバッカンは比較的使いやすく、廃棄物業界ではよく使われています。

 

実際には1m3のものもあれば24m3の大型サイズのものも存在し、現場の保管スペースや分別したい品目数など、現場の状況に合わせて選択できます。

 

排出事業者からのニーズも高いため、ほとんどの処理業者がバッカンを保有しているので、状況に応じて相談してみると良いでしょう。

バッカンのサイズと容量一覧(目安)

 

目的に応じて最適なサイズのバッカンを選択しましょう。

 

ただし、バッカンはメーカーによってもサイズが異なるため、「現場に設置できなかった」ということがないように事前にサイズの確認を忘れないように注意してください。

 

バッカンの容量別にサイズの違いを一覧にまとめたので目安にしてください。

 

▼バッカンの容量別サイズ目安表

バッカンで保管できる産業廃棄物 

 

バッカンは鉄製で頑丈に作られているため、廃プラスチックや木くずだけでなく、重さがある金属くずやがれきくずなども保管できます。

 

形状が変化しても問題ない固形物であれば比較的どんなものでも保管できるようになっています。

バッカンで保管できない産業廃棄物

 

バッカンが腐食する可能性があるもの、例えば、酸性の液体や化学物質が付着した廃棄物などは入れないようにしましょう。

 

また、バッカンの構造上、後部が観音開きになっているものもあり、液体上のものや泥上のもの、油が付着、または含んでいるものは流出する可能性があります。

 

外部への流出のリスクを理解して、バッカンに保管する廃棄物を選択しましょう。

バッカンを使う3つのメリット

 

ここではバッカンを使用するメリットをご紹介します。

メリット1:産業廃棄物の保管・管理を効率化

バッカンは様々なサイズがあるため、排出する廃棄物ごとに分別しやすく、数量管理も容易になります。

 

現場の作業員に対しても分別の意識を定着させやすく、廃棄物の管理業務が効率化され、リサイクル率の向上につながります。

メリット2:産業廃棄物の飛散・流出の防止

バッカンにシートを被せれば、雨を防いだり、風による飛散を防げます。

 

また、囲いだけの保管場所とは違い、外部からの侵入も防げるため、廃棄物に対してのイタズラや盗難による不法投棄、火災リスクを低減できます。

メリット3:廃棄物の引き渡し効率化

車両への着脱が可能なタイプのバッカンであれば、処理業者への廃棄物の引き渡しの工程を大幅に短縮できます。

 

置き場に置いてある廃棄物を車両に積み込む作業が発生せず、バッカンを交換するだけで良いので、作業を止められない建設工事の現場では非常に重宝されます。

バッカンを使うデメリット

 

バッカンを使用する際のデメリットとしては、荷下ろし作業の際にひっくり返して(斜めに持ち上げて)中の廃棄物を出す必要があります。

 

そのため、油が含まれている機械は油の漏洩のリスクがあり、保管には向きません。

 

蛍光灯や水銀灯のような割れてはいけない廃棄物もバッカンに入れることにより、余計に作業の手間が増えてしまいます。

 

また、バッカンを設置したり回収したりするためには一定の「広さ」と、「高さ」が必要になるため、必ずしも全ての現場に設置できるとは限りません。

バッカンを使う際の3つの注意点

 

バッカンを使用する際には次のことに注意しましょう。

注意点1:設置するサイズの選び方

排出される廃棄物の種類と量、頻度を確認してバッカンのサイズと数量の必要数を計算しましょう。

注意点2:設置する場所や地面の養生を検討

作業現場にバッカンを設置できるスペースがあるか、設置することにより現場での作業に支障が出ないかをしっかりシミュレーションしましょう。

 

鉄製の箱であるため、重量も重く、設置面に傷をつけてしまう可能性もあるので、必要に応じて養生を検討しましょう。

注意点3:バッカン内での分別方法

バッカンの中での分別作業というのは困難で、保管時は分別できたとしても荷下ろしの際に混ざってしまう可能性が高いです。

 

そのため、分別したい品目数のバッカンを設置するようにしましょう。

 

どうしても一つのバッカンで分別を行いたい場合は、明確な仕切りを設けたり、フレコンバッグのような混ざり合わないための大きな袋で分けるようにしましょう。

バッカンを有効活用して効率的に産業廃棄物を処理しましょう

 

利便性の高いバッカンですが、注意しなければならない点もあります。

 

メリットとデメリットをしっかり理解して活用することで、現場の効率も大きく改善します。

 

「てきせつ」では工事に関係する廃棄物や管理方法のポイントについてもわかりやすく解説します。

 

その他にも、建設現場での廃棄物に関するお悩みや質問がある方はお気軽にお問い合わせください。

 

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