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シュレッダーごみはエコじゃない!?リサイクルできないって本当?

お役立ちコラム

2023/11/01

職場や家庭内において書類を廃棄する際、機密情報や個人情報漏洩防止のために一手間加えている方も多いのではないでしょうか。

 

手軽にできるという理由でシュレッダーにかけて情報を読み取れないようにするという方法は、広く浸透しています。

 

しかし、シュレッダーによる処理にはメリットデメリットがあり、しっかりと内容を把握した上で適切な処理方法を選択しないと、

一生懸命やっていた処理がエコな活動ではなかったということにもつながりかねません。

 

今回は、シュレッダーごみのリサイクルについて、わかりやすく解説していきます。

シュレッダーにかけた紙は何ゴミになる?

シュレッダーにかけた紙は産業廃棄物なのか、一般廃棄物なのか。

 

紙くずは区分の判断が難しい廃棄物の一つです。

 

そもそも産業廃棄物とは、事業活動に伴って発生した廃棄物で特定の20種類のことを指し、その中に「紙くず」も存在しています。

 

▼関連記事:【簡単にわかる】産業廃棄物とは?定義や種類、一般廃棄物との違いをわかりやすく解説

【簡単にわかる】産業廃棄物とは?定義や種類、一般廃棄物との違いをわかりやすく解説

私たちが生活していく上で、廃棄物は切っても切り離せない…

 

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紙くずは、発生する工程により産業廃棄物か一般廃棄物に区分されるため、注意しなければなりません。

 

具体的に見ていきましょう。

産業廃棄物の「紙くず」には業種限定がある

産業廃棄物の紙くずは特定の業種から発生するものしか該当しません。

 

・建設業に係るもの(工作物の新築、改築または除去に伴って生じたものに限る)

・パルプ、紙または紙加工品の製造業

・新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行を行うものに限る)

・出版業(印刷出版を行うものに限る)

・製本業及び印刷物加工業に係るもの

・PCBが塗布、または染み込んだもの

シュレッダーにかけた紙がリサイクルしにくい2つの理由

情報漏洩を防ぐために紙を細かく裁断するシュレッダー処理はリサイクルの観点から有効と言えるのでしょうか。

 

答えはNOです。

 

シュレッダー処理された紙がリサイクルされにくい主な理由は次の2つです。

理由1:不純物が混ざりやすい

細かく裁断された紙くずはビニール袋などにまとめられることが多く、処理をする製紙工場で紙以外の素材が混入する可能性が高くなります。

 

リサイクルするためには不純物の除去は不可欠で、取り除くための手間やコストから、そもそも受け入れないという製紙会社も多くあります。

理由2:紙の繊維が壊れる

シュレッダーにより、細かく裁断されるということは、紙の繊維も細かく切断されるため、再生した際に繊維同士のつながりが弱くなり、脆い製品になってしまいます。

 

そのため、最終的に焼却処分される可能性が高くなります。

シュレッダーを使う際に考えておきたい3つのポイント

書類を処理する際、イメージしやすい処理方法はシュレッダーでの処理ですが、手間やコストについても考え、他の選択肢を持っておくことも重要です。

 

ここでは、シュレッダーでの処理を選択する際に考えておきたいポイントについて紹介します。

ポイント1:シュレッダーにかける前後に手間がある

書類をシュレッダーにかけるためには、ホッチキスやクリップといった紙以外の素材を取り除かなければなりません。

 

少量であれば問題ありませんが、書庫の整理で大量に廃棄する場面では作業量が膨らみます。

ポイント2:情報漏洩に注意して業者選定をする

処理業者への引き渡しまでは情報漏洩が無いように注意できるのですが、引き渡し後は処理業者に委ねるしかありません。

 

そのため、廃棄を依頼する処理業者が情報漏洩のリスクがない業者であるかどうかを事前にしっかりと把握しておかなければなりません。

 

運搬中の対策や処理工場での処理フローについて、現地確認やヒアリングを通して把握し、適切な処理業者を選定しましょう。

ポイント3:手間とコストを比較して溶解処理サービスを検討する

機密書類の処理には「溶解処理」も有効です。

 

溶解処理とは、紙を溶かして、繊維を切断することなくリサイクルできる処理方法です。

 

シュレッダーと違い、繊維が細かく切断されないため、再度紙の原料として利用できるため、産業廃棄物としての処理は、溶解処理の割合が増えてきています。

 

ただし、処理コストは高くなる可能性があるため、事前に何を優先するかを考え、比較検討しておきましょう。

機密書類を手間なく処分するなら「溶解処理サービス」がおすすめ

溶解処理はホッチキスやクリップが付着している書類でも段ボールに入ったまま処理ができます。

 

開封する必要が無いので、引き渡し前の不純物を取り除く手間や、情報漏洩のリスクも低減することにもつながります。

 

大量に発生する場合も、まとめて処理設備に投入できるため、機密書類を手間なく処分するなら「溶解処理サービス」がおすすめです。

自社に合う機密書類の処理方法を適切に選びましょう

機密書類を処理する際に何を優先するかによって選択肢はさまざまです。

 

自社の状況を再度確認し、最適な処理方法を選択しましょう。

 

「てきせつ」では、廃棄物の処理方法だけでなく、情報の取り扱いについてもわかりやすく発信しています。

 

情報を取り扱う上での注意点や対策について、疑問やお困りごとがある方はお気軽にお問い合わせください。

 

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