会社で余った灯油の処分方法とは?使用期限やポリタンクの捨て方も解説
お役立ちコラム
2023/11/01
冬の暖房器具として欠かせない灯油ストーブですが、灯油そのものの処理で悩んだ方もいるのではないでしょうか。
昨シーズンに使いきれなかった灯油はそのまま次のシーズンまで保管してよいのか、灯油が大量に余ってしまった場合はどうすればよいのか。
今回は、余った灯油の処分方法や注意点についてわかりやすく解説していきます。
灯油の使用期限とは?

灯油の使用期限というのは明確に定められていません。
ですが、保管する環境により、異物が混入したり、酸化したりして「不良灯油」になってしまう可能性があります。
不良灯油を使用すると、暖房器具の故障の原因となるため、国民生活センターは、購入したシーズン中に使い切ることを推奨しています。
会社で余った灯油は産業廃棄物?一般廃棄物?
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事業活動に伴い発生した廃棄物は産業廃棄物となります。
灯油の場合は、産業廃棄物の中でも「特別管理産業廃棄物」に該当するため、産業廃棄物処理法で定める許可を取得している処理業者に処理を委託するようにしましょう。
▼関連記事:【簡単にわかる】産業廃棄物とは?定義や種類、一般廃棄物との違いをわかりやすく解説

少量の灯油の捨て方

ごく少量の灯油である場合は、新聞紙に染み込ませて燃えるごみで処分できる自治体もあります。
ただし、灯油は引火点も低く、取り扱いに注意しなければならない廃棄物です。
多くの自治体が回収を行っていないため、実施する前にお住いの自治体へ確認を行うようにしましょう。
大量に余った灯油の処分方法4選

寒波に備えて購入したけど、思ったよりも使用しなかったといったような際に、大量に余った灯油の処分はどのように行えばいいのでしょうか。
具体的な処分方法について確認していきましょう。
灯油の捨て方1:ガソリンスタンドに持ち込む
多くのガソリンスタンドが灯油の回収サービスを行っています。
費用についても場所により無料で引き取ってくれるところもあります。
費用が気になる方は、事前に持ち込み予定のガソリンスタンドに問合せをしてみてください。
ガソリンスタンドはどのエリアにもあり、比較的持ち込むハードルが低いため活用されやすい捨て方です。
灯油の捨て方2:灯油を購入した店舗やホームセンターに持ち込む
灯油を購入した際のレシートがある場合は、購入した店舗やホームセンターなどに持ち込む方法もあります。
ただし、ガソリンスタンドと異なり多くの店舗は対応していないため、事前に持ち込んでも問題ないか確認をしておく方が良いでしょう。
灯油の捨て方3:必要な人に譲る
シーズン中に購入したものであれば、不良灯油になっている可能性も少ないため、必要としている知人に譲るのが、コストも環境負荷も少なく済みます。
ただし、譲る前に再度自分自身で、灯油に劣化がないかは確認するようにしましょう。
灯油の捨て方4:専門業者に処理を委託する
産業廃棄物としての処理と同様に、都道府県知事からの許可を取得した産業廃棄物処理業者に委託する方法です。
コストや手間はかかりますが最も安心できる処理方法です。
劣化した灯油の見分け方
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灯油は通常、無色透明です。
透明の容器に移して色を確認し、灯油が変色していたら劣化している可能性があります。
灯油を処分する際の4つの注意点

灯油を廃棄する際は、いくつかのことに注意が必要です。
安全に処分するためにも次の点をしっかり理解して廃棄計画をたてるようにしましょう。
注意点1:燃やさない
灯油は引火点が低く、急激に燃え上がり、火傷や火事のリスクがあるなど非常に危険であるため、絶対に行わないようにしましょう。
また、不良灯油の場合は、燃やした際に異臭などが発生し、体調を崩してしまう可能性もあります。
注意点2:凝固剤で固めようとしない
灯油は性質上、凝固剤を混ぜても固まることはありません。
むやみに混ぜることにより、異臭や発火の恐れがあるため、決して行わないようにしましょう。
注意点3:土に埋めない
灯油はもともと自然界には存在しない物質です。
微生物が分解できない灯油を土に埋める行為は、土壌汚染につながるため、絶対に行わないようにしましょう。
注意点4:下水、川、トイレに流さない
土壌汚染と同様、水質汚染につながるため、決して下水や川に流してはいけません。
排水管など閉じられた空間で灯油が気化すると、爆発事故につながる可能性もあります。
不要になった灯油のポリタンクの捨て方

最もシンプルな方法は、ガソリンスタンドに持ち込むことで、無料で回収してもらえるケースも多いです。
自身で持ち込むことが困難である場合は、自宅に引取りに来てくれる不用品回収業者などを活用する方法もあります。
ただし、ある程度の費用が掛かるため、事前に見積りを取って費用感を確認するようにしましょう。
灯油をこぼしてしまった時の対処法
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速やかに乾いた布や新聞紙などで拭き取るようにしましょう。
火の気がある環境だと、少量でも残っていると火災リスクが高くなります。
また、室内の場合は気化して吸引してしまう恐れがあるため、窓を空けて十分に換気をするようにしましょう。
灯油の取り扱いに注意して適切に処分しましょう
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灯油は便利である反面、火傷や火災、体調不良につながるリスクも孕んでいます。
灯油の特徴や注意点をしっかりと把握して、安全に処理するようにしましょう。
「てきせつ」では、廃棄物の処理方法だけでなく、どのようなリスクがあるのか、その際の注意点についても詳しく、そしてわかりやすく発信しています。
リサイクル方法について不安や疑問がある方はお気軽にお問い合わせください。
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