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廃棄物固形燃料のRPFとRDFの違いとは?それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説

お役立ちコラム

2023/12/01

私たちが日々の生活や事業活動で使用しているエネルギー。

 

資源は有限であり、自然環境と共存するため、どのようにエネルギーと付き合っていけば良いかというのは大きな課題です。

 

そんな中、近年、廃棄物固形燃料が注目を集めています。

 

環境に与える負荷やコストの観点から、化石燃料に代わるエネルギー源として期待されているのです。

 

今回は、代表的な廃棄物固形燃料のRPFとRDFについて、それぞれの違いやメリット、デメリットについてわかりやすく解説していきます。

廃棄物固形燃料とは?

 

廃棄物固形燃料とは、一般家庭や企業などから排出された廃プラスチックや紙くず、生ごみなどを原料とした固形燃料のことです。

 

代表的なものにはRPFとRDFがあります。

廃棄物固形燃料のRPFとは?

 

RPFとはマテリアルリサイクルが難しいプラスチックや紙くずといった産業廃棄物を原料とした固形燃料を指します。

廃棄物固形燃料RPFのメリット5選

 

RPFは比較的メリットが多く、利用される場面も多いため、扱いやすい固形燃料と言えるでしょう。

 

RPFの代表的なメリットについて紹介します。

RPFのメリット1:原料が明確で品質が安定している

RPFの原料は、基本的には発生工程が明確になっている廃棄物が対象です。

 

原料のばらつきが少ないため、燃料の品質だけでなく、供給量や価格も安定している固形燃料です。

RPFのメリット2:熱量が高く化石燃料の代替品になる

RPFの原料としてよく使用されているのが「廃プラスチック」と「紙くず」です。

 

原料として熱量が高いものを使用しており、化石燃料並みの熱量を出せるため、化石燃料の代替品として期待されています。

RPFのメリット3:原料をブレンドして熱量を調整できる

熱量を容易にコントロールできる点もRPFのメリットです。

 

原料の配合比率を変えることにより、使用する炉やボイラーの仕様に合わせることができます。

RPFのメリット4:効率的に貯蔵と運搬ができる

固形燃料は密度が高く、重量や体積に対してのエネルギー効率が良く、貯蔵や輸送の効率が高いです。

 

安定供給という面でもメリットがあると言えるでしょう。

RPFのメリット5:化石燃料より安価

RPFの価格は石炭の3分の1から4分の1程度と非常に安価です。

 

使用した際に発生する灰の量も少ないため、処理費の削減にもつながり、総合的にコストパフォーマンスに優れた燃料です。

廃棄物固形燃料RPFのデメリット2選

 

メリットの多いRPFですが、デメリットも存在します。

 

両方を理解した上で、活用するようにしましょう。

RPFのデメリット1:低品質の廃棄物はRPFの原料として使えない

RPFは高い熱量を確保するために、原料の選定が厳しいという特徴があります。

 

そのため、なんでもかんでもRPFにできるわけではなく、しっかりとした分別が必須といったように、発生段階で品質の高い廃棄物にしておかなければならないという課題があります。

RPFのデメリット2:塩素系プラスチックは原料として使えない

燃焼することによりダイオキシンや有害なガスが発生する可能性のある塩素系プラスチックは原料として使用できません。

 

その他の原料に混入しないように厳重に注意しなければなりません。

廃棄物固形燃料のRDFとは?

 

一般家庭から発生する生ごみや紙、プラスチックを原料として、加熱、粉砕、乾燥、固化することにより製造される廃棄物固形燃料です。

 

RPFが市場に出るまではRDFが主な廃棄物固形燃料でした。

廃棄物固形燃料RDFのメリット2選

 

RDFには次のようなメリットがあります。

RDFのメリット1:不特定多数の廃棄物を原料に使える

家庭ごみなど分別されていない廃棄物を原料としているため、多くの廃棄物を固形燃料化できます。

RDFのメリット2:効率的な輸送と長期的な貯蔵が可能

乾燥し、固化しているため、密度が高く輸送効率が高いです。

 

また、悪臭を発生させたり、腐敗したりすることがないため、長期的な貯蔵が可能です。

廃棄物固形燃料RDFのデメリット

 

幅広く燃料化できるという点はメリットでもあり、デメリットにつながる点もあります。

RDFのデメリット1:塩素分や重金属分などの不純物を含むため品質が不安定

生ごみをはじめとする水分含有量が多く、かつ分別がされていない状態の一般廃棄物を主な原料としているため、製造される燃料としての品質にも不安定さが残ります。

RDFのデメリット2:RPFよりも熱量が低くダイオキシンが発生するリスクがある

RPFに比べ、熱量は3,000〜4,000kcal/kgと低く、石炭のおよそ半分程度に下がります。

 

また、燃焼する温度によってはダイオキシンが発生する可能性があるため、使用する上でも厳重な管理が必要です。

廃棄物固形燃料のRPFとRDFの違いとは?

 

RPFとRDFの違いについて、原材料や熱量に違いがあります。

 

それぞれの違いを表にまとめました。

 

▼RPFとRDFの比較表

廃棄物固形燃料のRPFとRDFの違いを正しく理解しましょう

 

廃棄物固形燃料として、代表的なRPFとRDFを紹介しました。

 

よく似た名前ですが、明確な違いがあります。

 

両者のメリットデメリットをしっかりと把握して、適切に活用していきましょう。

 

「てきせつ」では、廃棄物処理の正しい運用だけでなく、その後の活用方法についてもわかりやすく発信しています。

 

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