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優良認定業者じゃないと信頼できない?産業廃棄物業界の協力業者選びの本質

お役立ちコラム

2024/01/01

産業廃棄物処理業者の数は膨大で、行政から発行されている産廃処理業の許可数だけで言えばコンビニの数よりも多くなります。

 

そのため、排出事業者からすると信頼できる処理業者を見つけるだけでも大変な作業となるのです。

 

信頼できるかどうかの一つの指標として「優良認定制度」があります。

 

しかし、優良認定制度は5年以上の実績が必要であるため、優良な企業であったとしても優良認定が取得できないタイミングが存在します。

 

今回は、優良認定だけではなく、優良な産業廃棄物処理業者の選び方についてわかりやすく解説していきます。

優良産廃処理業者認定制度とは?

 

優良産廃処理業者認定制度とは、通常の許可基準よりも厳しい基準を満たした産廃処理業者に対して、都道府県や政令市が審査して優良な処理業者であることを認定する制度です。

 

産業廃棄物処理の適正化を図るため、排出事業者が優良な処理業者に処理を委託しやすい環境を作ることを目的としています。

 

次の基準を満たすことにより、優良産廃処理業者と認定されます。

基準1:遵法性

産業廃棄物処理業を5年以上営んでいる。

廃棄物処理法に違反して改善命令等の不利益処分を受けたことがない。

基準2:事業の透明性

会社情報や産業廃棄物の処理状況、取得している許可の内容など、指定された情報をインターネット上で公開し、所定の頻度で更新している。

基準3:環境配慮の取組

ISO14001やエコアクション21などの認証を取得している。

基準4:電子マニフェスト

電子マニフェストが利用可能である。

(情報処理センターへ電子マニフェストの利用登録を行っている)

基準5:財務体質の健全性

直前3年間のいずれか1年の自己資本比率が10%以上である。

直前3年の経常利益額の平均値が0を超えており、税や保険料等の滞納がない。 

優良産廃処理業者認定制度とは?排出事業者にとっての「3つのメリット」も解説

環境に与える悪影響をできるだけ抑えるために、産業廃棄物は…

 

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協力業者を選ぶ際に「優良認定業者」を選ぶ3つのメリット

 

優良認定を受けている業者を選ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

ポイントを押さえながら確認してきましょう。

メリット1:一定以上の信頼がある

優良認定を得るために満たさなければならない基準で、遵法性や事業の透明性、環境への配慮、財務面など、一定の情報が公開されているため、そうでない処理業者と比較して信頼できると言えます。

メリット2:業者選定の判断基準になる情報が公開されている

保有している車両情報や許可情報などが公開されているため、状況に応じて適切な処理業者であるかどうかを判断できます。

メリット3:全国エリアで検索ができる

優良認定制度は全国で統一された制度であるため、産廃情報ネットから全国エリアで検索できます。

 

▼産廃情報ネットーさんぱいくん

https://www2.sanpainet.or.jp/index_u4.php

優良認定業者以外でも信頼できる業者を選ぶ5つのポイント

 

処理業者を選定する上で、優良認定制度はたしかにわかりやすい指標と言えるでしょう。

 

しかし、認定制度を受けていない処理業者が優良ではないということにはなりません。

 

目に見える認定だけでなく、普段の業務に対する姿勢なども重要な指標です。

 

ここでは、信頼できる処理業者を選ぶポイントについて解説していきます。

ポイント1:ISO14001やエコアクションなどの認定制度の有無

ISO14001やエコアクション21といった環境配慮の認定制度も取得するためには一定の基準を満たす必要があります。

 

取得しているかどうかだけでも、一つの判断基準になると言えるでしょう。

ポイント2:地域特有の認定制度の有無

ISOやエコアクションと同様の考え方になりますが、地域によっては独自の認定制度を展開しているところもあります。

 

認定元が行政のように信用できるところであれば、独自の認定制度も信用できるかどうかを判断できる指標になります。

ポイント3:現地確認の受け入れを行っている

適切な処理を行い、運営している処理業者であれば工場見学にも対応してもらえます。

 

逆説的な発想ですが、保管場所や保管容量、処理スケジュールが守られていない場合は現地確認に応じないということも考えられます。

 

※セキュリティ面や安全面、繁忙期による見学の制限など、正当な理由で現地確認ができないケースもあるので、事前に処理業者に確認を取るようにしましょう。

ポイント4:行政処分を受けていない

行政処分や勧告を受けていないかどうかも重要なポイントです。

 

優良認定は取得していなくても、不適切な運用を行っていないと判断できます。

ポイント5:契約や処理フロー、マニフェストについての質問に対する回答が早い

処理業者と付き合っていく上で、迅速な疑問点の解消は大切なポイントです。

 

質問に対する回答の速さや精度の高さで、社内教育や情報管理のレベルの高さを確認することができます。

産業廃棄物処理業者を探すなら「てきせつ」にお任せ

 

優良認定制度は適切な処理業者を判断する上で重要な指標となります。

 

ですが、優良認定の有無だけで全てを測ることはできません。

 

優良認定制度において、「どの部分が満たされているから優良であるのか」という点を理解することが重要です。

 

「てきせつ」では、廃棄物処理の正しい運用だけでなく、なぜそれが正しい運用とされているのかというような根本的な理解をお手伝いいたします。

 

産業廃棄物の処理や法律に関する疑問や困りごとがある方はお気軽にお問い合わせください。

 

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