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食品ロス、フードロス、食品廃棄物の違いとは?英語でのFood LossとFood Wasteの違いもわかりやすく解説

お役立ちコラム

2024/07/01

SDGsの普及に合わせて「食品ロス」への問題意識も年々高まっています。

 

国民の意識が変わり、スーパーでの「手前どり」や「おつとめ品の購入」などの文化も定着しつつあり、企業でもパッケージの見直しや過剰生産の停止などの動きが増えています。

 

しかし、食品ロスと同じような言葉として「フードロス」「食品廃棄物」という言葉があり、食品ロスとの違いをしっかりと理解できていない人も多いです。

 

そこで今回は、勘違いしやすい「食品ロス」「フードロス」「食品廃棄物」の違いについてわかりやすく解説します。

食品ロス、フードロス、食品廃棄物の違いとは?

 

それでは早速、食品ロス、フードロス、食品廃棄物の違いについて解説していきます。

食品ロスとは?

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指します。

 

生産から消費までの過程で発生する、賞味期限が過ぎた食品や、食べ残しなどがこれに該当します。

フードロスとは?

フードロスは、食品ロスの別名として使われる言葉で、食品ロスと同じく生産から消費までの過程で、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことを意味します。

食品廃棄物とは?

食品廃棄物は、食品の製造、流通、販売、消費の各段階で発生する、全ての廃棄物を指します。

 

これは食べられない部分も含むため、食品ロスやフードロスより広い概念です。

英語でのFood LossとFood Wasteの違いは?

 

英語で食品ロスのことを「Food Loss」と「Food Waste」で表現しており、若干のニュアンスの違いがあります。

Food Lossとは?

Food Loss(フードロス)は、食物の生産、収穫後の処理、保管、流通の段階で失われる食品を指します。

 

この段階では食品が人々の手に届く前に失われることが多いです。

Food Wasteとは?

Food Waste(フードウェイスト)は、販売後や消費者段階で無駄になる食品を指します。

 

これは、消費者が購入した後に捨てられる食品やレストランでの食べ残しなどを含みます。

食品ロスの中でも「事業系食品ロス」と「家庭系食品ロス」に分かれる

 

食品ロスは、さらに2つの用語に分けて使われることが多く、大きく「事業系食品ロス」と「家庭系食品ロス」に分かれます。

事業系食品ロスとは?

事業系食品ロスは、食品製造業、流通業、外食産業などの事業活動から発生する食品ロスです。

 

これには、規格外品、売れ残り、調理中に発生する廃棄物などが含まれます。

家庭系食品ロスとは?

家庭系食品ロスは、家庭での調理や食事の際に発生する食品ロスです。

 

家庭での食べ残しや、賞味期限切れの食品などが該当します。

日本人の食品ロスは国民1人お茶碗約1杯分もある

 

一般的にごみ問題は改善が進んでおらず、年々増えていると思われることが多いですが、食品ロスに関しては減少傾向にあります。

 

2012年には642万トンあった食品ロスですが、2021年には523万トンにまで減っています。

 

この523万トンは国民1人あたりにすると1日約114gで、おおよそお茶碗1杯分のごはんの量です。

 

減少傾向にはあるものの、まだまだ削減を進める必要があります。

 

※情報参照元:https://www.env.go.jp/content/000138776.pdf

2030年までには食品ロスの半減を目指す

 

コロナ禍の影響での外食市場の縮小により、食品ロスが激減しました。

 

しかし、2024年になり外食への需要が回復してきたタイミングでもあるため、需要が読みづらくなっており、ここ数年は食品ロスの発生量が増えてしまう年度もあります。

 

環境省は今後は「商習慣の見直し」や「フードバンクの活用」を進めることで、2030年までに食品ロスの発生量を半減させることを目標にしていると発表しています。

産業廃棄物にお困りなら「てきせつ」へ

 

食品ロスや食品廃棄物以外にも、SDGsや廃棄物に関連するワードの中には、定義が複雑だったり、似たような意味で使われる言葉が多かったりと、注意が必要なワードが多くあります。

 

産業廃棄物の適正処理を進めるポータルサイト「てきせつ」では、産業廃棄物のこと以外にも、SDGsやサーキュラーエコノミーの普及につながる記事も随時更新しています。関連記事も合わせてご覧ください。

 

また、産業廃棄物のことでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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