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混合廃棄物とは?リサイクル方法や比重、処分費相場をわかりやすく解説

お役立ちコラム

2023/07/03

産業廃棄物は金属くずや廃プラスチック類など、20種類に区分されています。

 

しかし、廃棄物として排出される際、発生工程や製品の性質上、必ずしも単一の種類で発生するとは限りません。

 

複数種類の廃棄物が混ざり合って排出される場合、「混合廃棄物」と呼ばれ、単体品目で排出された場合と比べて処理方法が異なり、処理コストも上がります。

 

今回は、混合廃棄物について、リサイクル方法や比重、処分費の相場についてわかりやすく解説していきます。

産業廃棄物における混合廃棄物とは?

 

混合廃棄物は、複数の異なる種類の廃棄物が混合している状態を指し、製品の性質上、素材ごとの分離が困難である場合や工事現場などの、発生工程上、分別が困難な場合に発生しやすくなります。

 

廃棄物を適切にリサイクルするためには、異なる種類の廃棄物ごとに処理する必要があります。

 

しかし、混合廃棄物は、金属くずや木くず、廃プラスチック類など複数種類が混合しているため、一つの処理方法で完璧にリサイクルすることは困難です。

混合廃棄物の種類とリサイクル方法

 

混合廃棄物の処理には、最終的には焼却による熱エネルギー回収や埋立処分が適用されることが多いです。

 

ただし、焼却や埋立処分といった最終処分だけだと、環境に与える負荷や、埋立残余量の逼迫などの問題も大きくなります。

 

そのため、前段階で選別などを行い、種類ごとのリサイクルを実施し、最終処分に進む量を減らす必要があります。

 

混合廃棄物は、構成する種類や発生工程により、次のように細分化されます。

種類1:安定型混合廃棄物

安定型混合廃棄物とは、安定型最終処分場に埋立てできるものを指します。

 

性状の変化が起きにくく、土壌汚染などによる環境に悪影響を及ぼす可能性が低いものとして、次の種類で構成される混合廃棄物は安定型混合廃棄物とされています。

 

・金属くず

・廃プラスチック類

・ゴムくず

・ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず

・がれき類

 

その他の種類の廃棄物が混合された場合、安定型混合廃棄物と見なされないため注意が必要です。

種類2:管理型混合廃棄物

管理型混合廃棄物とは、埋立後の分解や腐敗などにより性質変化を起こし、成分が溶出することにより地下水や土壌を汚染するリスクがある廃棄物を指します。

 

安定型産業廃棄物と、有害物質が基準値を超えて含まれる廃棄物以外は、混ざると管理型混合廃棄物となります。

種類3:建設混合廃棄物

建設工事から発生した廃棄物の中で、「廃プラスチック類」「ゴムくず」「金属くず」「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」「がれき類」という安定型産業廃棄物とそれ以外の「木くず」や「紙くず」といった廃棄物が混ざったもの建設混合廃棄物と呼びます。

混合廃棄物の処分費相場

 

混合廃棄物の処分費は処理業者やエリアによって変動します。

 

処理費用の相場としては、12,000円〜30,000円/m3となっていますが、処分費は構成される種類によって大きく異なります。

 

分別しにくい荷姿や、処理しづらい廃棄物が混ざっていると処分費が高くなります。

 

がれきや石膏ボードが混ざると処分費が高くなる傾向にあり、処理業者によっては荷受けできないケースもあるので、発生する場合は事前に処理業者に確認するようにしましょう。

 

処分費用について、変動する要因を詳しくまとめておりますので、こちらの記事もご覧ください。

産業廃棄物の処理費用の相場は?安く抑えるコツや近くの業者を選ぶポイントも解説

産業廃棄物の管理を行っている担当者にとって「処理費用」は…

 

詳細をみる

混合廃棄物の比重

混合廃棄物は構成する種類によって、体積あたりの重量が大きく変動します。

 

一般的に混合廃棄物に設定されている処分費は体積(m3)を単価の基準とするケースが多いですが、比重が大きくなれば重量あたりの単価を設定するケースも多くあります。

 

そのため、コスト管理をする上で、おおまかにでも廃棄物の比重を把握しておくと良いでしょう。

 

▼産業廃棄物の換算係数一覧

 

 

※画像参照:https://www.env.go.jp/recycle/waste/nt_061227006.pdf

混合廃棄物のマニフェストの書き方 

 

排出事業者にとって、混合廃棄物のマニフェストの書き方も間違えやすいポイントです。

 

複数種類の廃棄物が出る際は、種類ごとにマニフェストを発行するのが原則ですが、混合廃棄物として排出する場合は一体不可分の一種類の廃棄物として扱うことも可能です。

 

具体的には、マニフェスト1部に対して、対象となる廃棄物の一般的な名称を記載し、廃棄物の種類欄の該当する項目すべてにチェックを入れ、交付します。

混合廃棄物を理解して適切にリサイクルしましょう 

 

一口に混合廃棄物と言っても、構成する品目や性状によって扱いは様々です。

 

排出事業者自身が発生工程や性状を理解しておくことが大切です。

 

また、委託する処理業者の特性も把握しておくとコスト管理もスムーズにいきます。

 

「てきせつ」では、廃棄物の適正処理やコストについてのヒントも分かりやすく発信しています。

 

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