オフィス移転時の廃棄コストを抑えるコツとは?「3つのポイント」で分かりやすく解説
お役立ちコラム
2023/09/01
働き方改革の加速でオフィスの必要性が頻繁に見直されています。
リモートワークが主流になったり、出社が義務付けられたり、会社によって動きは様々ですが、それに伴い、オフィス移転の機会も増えてきています。
心機一転、新しいオフィスに胸を踊らせながらも、移転にかかるコストには誰しも頭を悩ませるのではないでしょうか。
今回は、オフィス移転時の廃棄コストを抑えるポイントをわかりやすく解説していきます。
廃棄費用は想定していた予算よりも高くなる?
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レイアウトや引越しなどの移転費用に目が行きがちですが、廃棄費用も無視はできません。
蓋を開けてみたら想定以上に高くなって予算をオーバーしてしまうリスクもあります。
同じ廃棄物でも発生状況や荷姿によって分別の難しさや処理の難しさが変わってくるため、当初の予算よりも高くなることが多いのです。
廃棄費用が高くなる「3つの注意点」
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廃棄費用が高くなる要因はどこにあるのでしょうか。
ここでは、実際に廃棄費用が高くなる実例を交えながら、注意点を紹介します。
注意点1:多種多様なものが混ざった状態で廃棄される
工場内の製造ラインでは発生するものが明確なので分別がしやすいのですが、オフィスの場合は、多種多様なものが発生します。
さらに、広い廃棄物置き場を確保することができない場合が多いので、混ざり合った状態での排出が多くなります。
事務所から発生した廃棄物には可燃物や刃物といったものが混入しているケースも多く、分別コストがかかってしまうため、処理費用に返ってきてしまいます。
注意点2:処理困難物の発生
処理困難物は通常の廃棄物とは違い、特定の業者でしか処理できないといった制限があるため、処理コストが上がりやすくなります。
オフィスで発生する処理困難物の代表例には次のようなものがあります。
■蛍光灯
水銀を含むため、水銀使用産業廃棄物の処理ができる許可を取得している業者でしか処理できません。
■照明器具
安定器にPCBが含まれている可能性があるため、メーカーに問い合わせたり、ホームページなどを確認したりして、PCBが含まれていないことを証明する必要があります。
■ライター
火災の原因となるため必ず分別して、ライターとわかるように分別しておきましょう。
■スプレー缶
爆発の危険があるため、中身を使い切り、スプレー缶本体に穴を開けた状態で分別しましょう。
■バッテリー
火災の主な原因となっている廃棄物です。
必ず絶縁処理を行い、他の廃棄物に干渉しないように分別しましょう。
■液体物
製品として中身がわかるものであれば処理はしやすいのですが、複数の液体が混ざり合って、中身が何か確認できない場合は成分分析を行い、処理の可否を判断しなければなりません。
少量ずつ残っているからと言って混ぜ合わせるのはリスクがあります。
注意点3:最終の整理で発生量が増える
シンプルに廃棄量が増えるケースです。
オフィス移転のような引越しの際は、身の回りの整理のため、想定物量を上回ることが多くなります。
オフィス移転の廃棄費用を抑える3つのポイント
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オフィスという特性を活かしながら、廃棄費用は抑えられます。
廃棄費用を抑えるポイントはどこにあるのかを、順に見ていきましょう。
ポイント1:中古品として売却する
オフィスで使用する什器は、どの業種であってもある程度は共通して使用するものです。
そのため、デスクやロッカー、キャビネットといったオフィス什器は、中古品として売却できる可能性があります。
また、移転先のオフィスで再度使用するというのも大きなコスト削減に繋がります。
ポイント2:資源として売却する
中古品として売却できなかったとしても、資源として売却できる可能性があります。
具体的にはスチールデスクやスチールラック、ケーブルなどは買い取ってくれる業者も多いです。
ポイント3:専門業者へ処理依頼する
書類が多く出るのであれば古紙業者に依頼すれば、かなりの廃棄費用削減になります。
また、製品によってはメーカーにて回収を行っているものもあるため、処理業者で処分するよりも安価で引き取ってもらえる可能性があります。
※製品やメーカーによって異なるため事前に確認しましょう。
廃棄費用を抑える最もシンプルな方法は分別
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廃棄費用を抑えるポイントを紹介しましたが、根本にあるのは分別です。
即効性があり、最もシンプルで効果が出る方法と言えるでしょう。
分別についてのポイントをまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧ください。
▼関連記事:産業廃棄物を分別する理由とは?ごみ分別を徹底する「5つのコツ」も解説

ポイントを押さえて廃棄物とコストを削減しましょう!
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なぜ廃棄費用が高くなるのかが分かれば、どこに気をつければ良いかが見えてきます。
廃棄費用を抑えるだけでなく、廃棄物の発生量も抑えて企業価値を高めていきましょう!
「てきせつ」では、実務面に沿った注意点やポイントを分かりやすく発信しています。
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