店舗閉店工事から出る「注意すべき廃棄物3選」
お役立ちコラム
2023/08/01
コロナをはじめとする様々な要因が経営悪化につながり、お店を閉めるという判断をせざるを得ないこともあります。
また、戦略的に閉店させて、別の場所で開店するといったことも多々あります。
飲食店やコンビニエンスストアなどに多い閉店工事ですが、店舗内にあるものを全て廃棄する必要があるため発生する廃棄物は多岐に渡ります。
工事の内容によって、廃棄物に関する注意点にはある程度のパターンがあるため、把握しておくことで未然にトラブルを防ぐことができます。
今回は、店舗閉店工事から出てくる「注意すべき廃棄物」について分かりやすく解説していきます。
店舗閉店工事で出てくる廃棄物とは
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飲食店やコンビニなどの場合、厨房機器や食器類、収納棚、ラック、調味料や食材のストック、蛍光灯、電池類、ライター、ガスボンベなど雑多なものが多く発生します。
また、店舗の業態によっては、家庭用のテレビや冷蔵庫を使っている場合もあり、家電リサイクル法を遵守した廃棄手続きをしなければならない場合もあります。
家電リサイクル法の対象となる、家庭用のテレビ、冷蔵庫、空調機、洗濯機が排出される場合は、特に注意しましょう。

店舗閉店工事で注意すべき廃棄物「3選」
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店舗閉店工事において発生する廃棄物の中で、特に注意しなければならない廃棄物を「3種類」紹介します。
事前に把握しておくことで、スムーズな処理が可能となるため、1つずつ詳しく読み進めてください。
廃棄物1:液体物
代表的なものとしては、食用油や洗剤、調味料、飲料が挙げられます。
その他にも、メンテナンス用の塗料やアルコール、薬品系などもあるでしょう。
液体は特性上、見た目で何の液体なのかを判断することが非常に難しい廃棄物となります。
商品のパッケージなどから中身や成分を判断する場合がほとんどですが、混ざっていたり、他の容器に移されているような場合は、中身が安全なものであるかを判断できないため、処理までのハードルが一気に上がってしまいます。
また、混ぜることにより化学反応が起こり、有害なガスが発生する可能性もあるので、捨てるからといって無闇に混ぜないことが重要です。
一般的に、中身が何かわからず、成分が明確でない場合は、成分分析を行い、処理業者にて処理可能な内容であるかを確認する必要があります。
廃棄前に一つにまとめようとされる方が多いですが、各製品の容器に入れたままにして、「中身が何か」を明確にわかる状態にして、処理業者に相談するようにしましょう。
廃棄物2:密閉物や火気
代表的なものは、スプレー缶、ガスボンベ、チャッカマン、ライター、マッチが挙げられます。
密閉物は、処理中に圧力がかかり爆発事故につながる恐れがある危険物です。
必ず中身を使い切り、穴を開けるなどして圧力がかからない状態で引き渡すようにしましょう。
また、ガスボンベなど、メーカーに引き取ってもらえるものもあるので、事前に確認して見ると良いでしょう。
ライターなども処理中に火災事故につながる恐れがあるため、他の廃棄物に混入しないように分別して保管するようにしましょう。
スプレー缶やライターといったものは、処理できる業者が少ないため、必ず事前に相談するようにしましょう。

廃棄物3:トランス、コンデンサー、安定器
店舗閉店工事によっては、高圧受電設備ごと廃棄を求められることもあります。
しかし、高圧受電設備内に含まれているトランスやコンデンサー、蛍光灯照明器具に付随している安定器には「PCB」という有害物質が含まれている恐れがあります。
トランスは、メンテナンスで油の入れ替えを行うため、製品としての出荷時にはPCBが含まれていなかったとしても、その後の工程で混入してしまう場合があります。
そのため、年式が新しかったとしても必ずPCB濃度分析を実施しなければなりません。
コンデンサや安定器については、油の入れ替えができない機器となるため、事前にメーカーやHPを確認し、PCBが含まれていないことを確認しましょう。
処理業者へ引き渡す際、必ずPCB不含有証明書を求められます。
事前に準備しておくことでスムーズに引き渡し及び処理が完了します。

処理コスト削減には「分別と保管」の工夫が効果的
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有害物質の飛散や流出が起こってしまった場合、工事が止まってしまうだけでなく、原状復帰のための新たな作業や届け出が発生してしまいます。
思わぬリスクを防ぐためには、発生時に行う分別作業が、最も手間が少なく、有効な対策と言えるでしょう。
分別と保管についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

正しい知識と分別でリスクを回避し、適正処理を行いましょう!
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廃棄物の引き渡しまでではなく、引き渡した後にどのような処理の工程があるのかを理解することで、コストやリスクを低減させることができます。
「てきせつ」では、廃棄物の「なぜ」を分かりやすく発信しています。
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