産廃処理業者が選ぶ!本当によくある処理困難物のQ&A「5選」
お役立ちコラム
2023/09/01
産業廃棄物は多種多様であり、種類ごとに処理方法も異なれば、法律が異なるものもあります。
そのため、実務者の廃棄物処理に関する疑問や質問は絶えません。
特に処理困難物となれば、目を背けたくなるのも無理はありません。
今回は、産廃処理業者に寄せられる実際の問い合わせで特に多いものを紹介していきます。
質問とその回答をわかりやすく解説していきますのでぜひ参考にしてください。
処理困難物とは
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処理困難物の定義は明確に定められているわけではありません。
ここでは次のような条件に当てはまるものを処理困難物として解説していきます。
・一般的な処理工程に乗せられないもの
・行政から処理のガイドラインを定められているもの
・処理中の事故リスクが高いもの
処理困難物の代表的な例
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日常的によく発生する処理困難物を紹介します。
・水銀(蛍光灯)
・PCB(蛍光灯安定器)
・アスベスト(金庫、天井材や床材)
・スプレー缶、ボンベ(爆発リスク)
・バッテリー(火災リスク)
また、今回紹介した処理困難物の詳細についての関連記事もあるためぜひご覧ください。





廃棄のタイミングでよくある質問
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産廃処理業者に寄せられる実際の問い合わせで特に多いものをご紹介します。
質問に対する回答もわかりやすく解説していますので、ぜひ自分の業務と重ね合わせながらご確認ください。
Q:割れた蛍光灯も処理できますか?
蛍光灯には水銀が含まれているため、原則割れないように保管して、「水銀使用製品産業廃棄物」の処理が可能な処理業者に引き渡さなければなりません。
割れてしまった蛍光灯については袋などにまとめて、処理業者に事情を説明し、一緒に引き取ってもらいましょう。
ただし、意図的に割ったものが大量にある場合は荷受けしてもらえない可能性もあるので注意しましょう。
正しい保管方法と梱包で割れないようにして、引き渡すようにしましょう。
Q:蛍光灯安定器にPCBが含まれている場合でも処理できますか?
安定器のメーカーに確認し、高濃度PCB廃棄物ということが明確である場合は、PCB廃棄物を処理できる専門業者でしか処理できません。
高濃度PCB廃棄物の処理期限は終了しているため、対応方法については管轄行政に確認する必要があります。
Q:アスベストが入っているか不明なため入っているとみなして処理できますか?
アスベストが含有しているものとして処理することは可能です。
ただし、アスベストは埋立処理が主流であるため、できるだけ埋め立てる容積を少なくしたいという処理業者の思いがあります。
そのため、発電機のような大型の機械を丸ごと処理するような場合は、受け入れを断られたり、処理費用が高額になる可能性があります。
Q:中身の入ったスプレー缶やボンベも引き取ってもらえますか?
中身があり、容器に圧がかかった状態のスプレー缶やボンベの引き取りはできません。
必ず使い切って、穴を開けたり、バルブを解放したりして圧がかからない状態にして引き渡しましょう。
また、引き渡しの際は分別して引き渡すようにしましょう。
他の廃棄物と混ざった状態だと、たとえ中身がなく圧がかかっていたとしても、見た目では判断できないため、引き取りを断られる可能性もあります。
分別することにより、処理業者での確認を容易にすることが重要です。
Q:何の種類か分からないバッテリーでも処理できますか?
まずはバッテリー本体を確認して、どのような記載があるかを確認してください。
多くの場合、バッテリー本体にメーカーや型式、何の種類のバッテリーかが記載されています。
リサイクルマークが記載されている二次電池(ニカド、ニッケル水素、鉛 等)の場合、無償で回収してもらえる可能性があります。
本体に情報の記載がない場合、何に使われていたのかという情報とバッテリー本体の写真を処理業者に提供して、処理の可否を確認してください。
実務上の細かい疑問をなくし、適正処理につなげましょう!
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実務を行う中で些細な疑問は絶えません。
実務上の細かい疑問の解消は、大きな理解につながり、応用が効くようになってきます。
一つずつ解消していく必要はありますが、まずはよくある質問と答えを知りましょう。
「てきせつ」では、実務者の方の実際の声にもお答えします。
産業廃棄物に関する疑問や困りごとがある方はお気軽にお問い合わせください。
https://tekisetsu.co.jp/contact/
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