廃プラスチック類とは?リサイクル方法や処分・買取相場をわかりやすく解説
お役立ちコラム
2023/07/03
我々の生活にとって身近な存在であるプラスチック。
便利である反面、役目を終えたプラスチックが適切に処理されず、環境に悪影響を及ぼしていることも事実です。
産業廃棄物の一つである「廃プラスチック類」は、深刻な環境問題として取り上げられています。
今回はプラスチックが及ぼす影響や、プラスチック問題の解決のための取り組みやリサイクル方法をわかりやすく紹介していきます。
廃プラスチック類とは?
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産業廃棄物の廃プラスチックとは、「合成樹脂くず、合成繊維くず、合成ゴムくず(廃タイヤを含む)等固形状・液状のすべての合成高分子系化合物」とされています。
イメージしやすいものとして、プラスチック製品を製造する過程で生じる端材などがありますが、それだけではなく、タイヤやフィルム、一部の衣類なども含まれることを覚えておいてください。
廃プラスチックの種類としては、次のようなものがあげられます。
・ポリエチレン (PE)
・ポリプロピレン (PP)
・ポリスチレン (PS)
・ポリエチレンテレフタラート (PET)
・ポリ塩化ビニル (PVC)
廃プラスチック類の問題やリサイクルの必要性
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廃プラスチック類の代表的な環境問題としては、次のようなものがあげられます。
環境問題1:海洋プラスチック汚染
プラスチック廃棄物が河川や海洋に流れ込み、海洋生物や生態系に深刻な影響を及ぼしています。
海洋に漂うプラスチックごみは、動物が誤食したり絡まったりすることで死亡する原因となります。
環境問題2:マイクロプラスチック
プラスチックの分解や破砕により、微小なプラスチック粒子であるマイクロプラスチックが環境中に放出されます。
これらの微小プラスチックは土壌、河川、海洋に広がり、生物に吸収されることで生態系に悪影響を及ぼします。
環境問題3:廃棄物処理の課題
プラスチック廃棄物は自然分解が困難であることと、大量に廃棄されているにもかかわらず、リサイクル率の低さが課題となっています。
リサイクル率の大部分は焼却による熱エネルギー回収(サーマルリサイクル)になっており、プラスチック原料としてのリサイクル率を向上させるためには分別等の課題が多いというのが現状です。
廃プラスチック類のリサイクル方法
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廃プラスチック類に対しては、主に次の3つのリサイクル方法があります。
方法1:マテリアルリサイクル
プラスチックを破砕や洗浄といった処理を経て、新たなプラスチック製品の原料に戻すリサイクル方法です。
同じ種類のプラスチック同士のリサイクルに適していますが、再生するごとに結合が劣化するため、再生できる回数には限りがあります。
方法2:ケミカルリサイクル
プラスチックを化学的な処理や分解を経て、元のモノマーや化合物に戻すリサイクル方法です。
プラスチックの場合、油化やガス化といった形で再利用されます。
方法3:サーマルリサイクル
廃プラスチックを燃やした際に発生する熱エネルギーを利用するリサイクル方法です。
ただし、含まれる炭素原子は二酸化炭素として排出されるため、温暖化に対する課題は残ります。
廃プラスチック類の処分や買取の相場
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企業活動においても身近な存在である廃プラスチック類ですが、廃棄する際の性状やエリアにより、その後の処理は異なってきます。
複数種類のプラスチックが混合していたり、金属やガラスなどの異なる物質が混合している場合は、分別する工数が発生するため処分費が上がる傾向にあります。
処分費用について、変動する要因を詳しくまとめておりますので、こちらの記事もご覧ください。

また、分別が行われて、単一のプラスチックとして一定量を確保できる場合は売却できる可能性があります。
タイミングにより求められるプラスチックの種類や条件は変動しますが、定期的に廃棄するプラスチックが発生するのであれば、売却という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
廃プラスチック類は適切にリサイクルしましょう
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一口に廃プラスチック類と言っても、種類や性状は様々です。
廃棄する際の分別レベルにより廃棄コストは大きく変動するため、分別を意識しながら発生工程を見直すと、廃棄コストの改善に繋がります。
条件が合えば売却できる可能性もあるため、一度自社の発生状況を確認してみてはいかがでしょうか。
「てきせつ」では、廃棄物の適正処理のヒントやコツを分かりやすく発信しています。
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【タイヤ】
【フィルム】
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