企業が産業廃棄物処理コストを削減する5つの方法
お役立ちコラム
2024/05/01
産業廃棄物処理コストは工夫次第で削減できます!
どの企業でも基本的には同じような産業廃棄物が同じくらいの数量を定期的に排出することが多いですが、産業廃棄物処理コストがどんどん値上がりして困っていませんか?
今までは資源として買取してもらえていたものも産業廃棄物として処理コストが発生するようになった事例も多々あり、産業廃棄物処理業界の全体として、人手不足や燃料の高騰など複合的な要因により、処理コストを上げざるを得ない状況が続いています。
しかし、産業廃棄物の処理コストは工夫次第で削減できるとご存知でしょうか?
そこで今回の記事では、産業廃棄物の処理コストを削減する5つの方法を解説します。
産業廃棄物処理にはどんなコストが発生する?

排出事業者となる企業が産業廃棄物の処理を委託する際には、様々なコストが発生しています。
具体的には、以下のようなコストが挙げられます。
・収集運搬コスト: 廃棄物を収集し、処理施設まで運搬するためのコスト
・積み込み作業員コスト 廃棄物を積み込む作業員のコスト
・処理コスト: 処理場で処理機を動かすためのコスト
・分別コスト:処理場で処理を行う前に事前分別を行うコスト
この産業廃棄物に関するコスト構造を理解しておくことで、産業廃棄物処理委託に関するコスト削減に着手しやすくなります。
産業廃棄物処理コストを削減する6つの方法

産業廃棄物を処理するためには、必ずかかってしまうコストと工夫次第で削減できるコストがあります。
ここでは、排出事業者である企業の工夫次第で産業廃棄物処理コストを削減する方法を6つ解説します。
方法1:事前分別と分別保管
産業廃棄物の処理コストが上がる1つの要因として「分別費用」が挙げられます。
請求書に記載されている項目に分別費用と書かれていなくても、排出した産業廃棄物が何もかも混載されている場合は、処理費用に分別コストが上乗せされている場合があります。
事前に処理業者に相談しつつ、自社内で産業廃棄物が発生した段階で分別保管を行い、排出する段階では可能な限り分別した状態にしておくことで、処理費用を削減できることが可能性が高まります。
方法2:リユース販売を活用
産業廃棄物として処理を委託すると処理コストが発生してしまいますが、まだ使えるものであればリユース販売することで、マイナスだったものをプラスに変えられて、処理コストの削減につながります。
特に事務什器や製造機器などニッチなジャンルでの買取に対応している業者が多々あるので、リユースの活用に取り組みたい方は、本メディアを運営するてきせつまでご相談ください。
方法3:廃棄物をまとめて排出
産業廃棄物を排出する際には、自社から産業廃棄物の処理場まで運ぶ「収集運搬費」が発生します。
近年は働き方改革や人手不足などの影響で、収集運搬費も年々上げざるを得ない状況が続いています。
そのため、少量の産業廃棄物を排出するだけでも収集運搬費が発生するため、産業廃棄物処理コストの全体が高くなってしまいます。
そこで産業廃棄物を出来るだけまとめて排出することで、運搬効率を上げることにつながり、産業廃棄物の排出量あたりの収集運搬費の削減に効果的です。
方法4:ルート回収を依頼
もし産業廃棄物の排出量が少ない場合には、ルート回収を依頼することで収集運搬費用を抑えられる可能性があります。
収集運搬業者のついでのタイミングで自社の産業廃棄物を引き取ってもらうことで、わざわざ自社まで取りに来てもらうよりも、コスト削減を実現しやすくなります。
方法5:積み込み作業の補助
産業廃棄物の中には重量が重いものが多く、産業廃棄物を引き取りに来たドライバー1人では運べない場合も多々あります。
そのような場合には、ドライバーに加えて「積み込み作業員」を同行させることで、積み込みをサポートします。
ここでも1名追加で人件費が発生するためコストが上がってしまいます。
もし社内で手が空いている人員を産業廃棄物の引き取り当日の積み込み補助としてつけられれば、積み込み作業員分のコストを削減できます。
方法6:自社運搬、自社持ち込み
産業廃棄物の運搬は、許可を得た収集運搬業者に委託しなければいけないと思い込んでいる方が多いですが、実は自社でも運搬可能です。
事前に処理場と契約を締結したり、マニフェストを発行したり、運搬に使う車両に掲示したりと細かいルールはありますが、自社で産業廃棄物を処理場に持ち込む際には収集運搬費用は発生しないので大幅にコストを削減できます。
規模の小さい工事の元請け業者ではよく使われる手法ですので、詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

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